多品種混流生産の製品検査におけるコンフィグレータの活用事例


コベルコ建機株式会社

ICT推進部ものづくりグループ

グループ長

宍戸 義昭 氏

講演概要

コベルコ建機では2016年よりSmart Factory実現に向けて製造現場のICT化、製造現場をサポートするシステムの導入を推進している。このSmart Factoryの取組みの概要を紹介する。また、この取組みの中で製品の性能検査及び記録の自動化について最優先課題として位置づけ取り組んできた。コベルコ建機の製品は多品種混流ラインにて生産されており、製品1台毎に検査内容が変化する。この仕組みの中で如何にコンフィグレータを活用し、検査指示の自動化を実現しているかを紹介する。

講師プロフィール

1994年株式会社神戸製鋼所入社。油圧ショベル生産工場の製造スタッフ、品質保証検査員を経験。

1999年コベルコ建機へ転籍。

その後技術管理に異動しCATIA、ENOVIA導入を経験。2006年にENOVIAとR/3(SAP)間でのBOM連携システムを主担当として構築。その後に生産管理部門、ものづくり推進部を経て、現在情報システム部門にて開発設計・調達・製造・品質保証部門のシステム運営、新システムの導入を担当している。