耐候性鋼橋梁の維持管理


山口大学大学院

創成科学研究科 教授

麻生 稔彦 氏

講演概要

従来,鋼橋は塗装による防食が多く行われているが,塗装は経年劣化するため,定期的な塗り替えが必要となる.一方,耐候性鋼材は鋼材表面に緻密なさびを形成し,塗装を施さなくても腐食速度を低下できる鋼材である.そのため,無塗装耐候性鋼橋梁はライフサイクルコストのうち維持管理費の低減が可能となる.しかし,耐候性鋼橋梁についても定期的な点検診断が必要であるものの,塗装橋とは異なった観点からのアプローチも必要となる.本講演では,耐候性鋼橋梁に特有の事象について,維持管理の観点から述べる.

講師プロフィール

昭和61年 長崎大学 工学部 土木工学科 卒業

平成03年 九州大学大学院 工学研究科 土木工学専攻 博士後期課程 修了

平成03年 九州大学助手

平成05年 山口大学助手

平成08年 山口大学講師

平成10年 山口大学助教授

平成21年~ 山口大学教授

平成29年~ 山口大学工学部附属社会基盤マネジメント教育研究センター センター長

博士(工学),技術士(建設部門)