境界の存在としてのアンドロイド ~大阪大学が仕掛けたヒトとロボットの新しい関係~


名古屋大学

工学研究科 准教授

小川 浩平 氏

講演概要

なぜ我々は人らしい存在に心が惹かれるのか。そもそも、人らしいとはどういう意味なのか。我々は、人らしい見かけをもつアンドロイドを実世界で運用することで、このような基本問題に挑戦している。本講演では、これまで実施してきた様々な取り組みについて具体的に取り上げながら、人とは何か、また今後の人とロボット、AIとの共存について議論を深める。

講師プロフィール

2010年公立はこだて未来大学にてシステム情報科学博士取得。

2008年~2012年、ATR知能ロボティクス研究所研究員。

2012年~2016年、大阪大学大学院基礎工学研究科 助教。

2016年~2019年、同大学講師。

2019年10月~ 名古屋大学工学研究科 准教授。人とロボットやエージェントの対話に興味をもつ。