日本発メッシュレス粒子法ソフトウェアの魅力と将来展望


プロメテック・ソフトウェア株式会社

代表取締役社長

角家 強志 氏

講演概要

プロメテックのメッシュフリー粒子法流体解析ソフトウェア Particleworks は、解析モデル定義時にメッシュ生成を必要とせず、使いやすい直感的なGUIで、水や油など液体の混合、攪拌、潤滑、噴射、飛散、スロッシングなど複雑な流体現象をシミュレーションする革新的CAEです。そのソフトウェアの魅力と、プロメテックが、2012年に構造計画研究所と資本提携をし、日本発の本格的流体解析ソフトウェアとして、国内のみならず海外にもこのソフトウェアを広めてきた戦略と将来展望をお話しいたします。

講師プロフィール

新潟県六日町高校卒業。1979年4月に上京し、東京都立大学 工学部 建築工学科にて、建築計画を学ぶ。1983年に卒業し、建築を活かせるIT企業を探して株式会社構造計画研究所に入社、建築構造設計部、解析技術部で設計業務、プログラミング開発、解析コンサルを行う。1989年同社ソフトウェア営業部にて、非線形構造解析 ADINAの販売を担当、翌年米国ラズナ社 Applied Structureのプロダクトマネージャー。その後、各種3次元CADにアドオンするCAEソフトウェアを海外より仕入れ、SBDビジネスの基礎を作る。

2001年同社にてSBD営業部を創設し部長に就任、SOLIDWORKSのアドオンCAEやFloEFDなど設計者をターゲットとした戦略を続ける。2009年同社常務執行役員に就任。2012年10月プロメテック・ソフトウェア株式会社と資本提携した後、2013年プロメテック社外取締役、2018年同取締役副社長に就任し、2019年6月より現職。